BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキ効かない故障診断と低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) の交換・修理費用
車検/整備
BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキ効かない故障診断と低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) の交換・修理費用

BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキ効かない故障診断と低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) の交換・修理費用

BMW 3シリーズ G21 318iで発生したブレーキ警告灯の点灯を、AOP製低ダストブレーキパッドとブレーキパッドセンサーの交換で解決した事例です。

BMW専用診断機ISTAを用いた診断の結果、フロント・リア両方のブレーキパッドが摩耗限界に達していることが判明しました。

そこでAOP製の低ダストパッドへ交換することで、本来の制動性能と安全性を回復しました。

詳細な診断と作業工程は、本記事内でご紹介します。

今回の事例では、修理費用約45,000円でブレーキ警告灯の点灯を解消できました。

今回、整備をするBMW 3シリーズ G21 318i

車種BMW 3シリーズ G21 318i
主な症状ブレーキの効き低下・パッド摩耗
使用部品低ダストブレーキパッド(AOP製)
部品耐用年数(km数)3〜5万キロ
車検への影響摩耗限界時は検査不適合
修理費用約45,000円
納期1営業日程度
担当

01 症状:BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキパッド摩耗による警告灯点灯

ブレーキパッドの交換を促す警告灯

お客様のBMW 3シリーズ G21 318iでは、エンジン始動時にブレーキ警告灯が点灯する症状が発生していました。

  • 症状内容
  • 警告灯の点灯 - メーターパネルにブレーキ警告が表示
  • 異音の発生 - ブレーキング時に「キーキー」という金属音
  • ブレーキペダルの振動 - 踏み込み時にペダルから振動が伝わる

これらはブレーキパッドの摩耗が交換時期に達しているサインです。

放置するとブレーキディスクにまで損傷が及び、修理費用が高額になる恐れがあるため、早めの点検と交換が必要です。

川口 雄大

「キーキー」はパッド摩耗センサーがディスクと接触して発する警告音ですが、ここから「ゴーゴー」「ガリガリ」に音が変わると、パッドの摩擦材がほぼ無くなりバックプレートがディスクを直接削っている状態です。ここまで進むとローター交換が確定するため、警告音の段階で対処が必要です。

02 診断:BMW 3シリーズ G21 318iのISTA診断によるブレーキパッド摩耗状況の確認

BMW純正テスターであるISTAによる診断

BMW専用診断機ISTAを用いて、ブレーキシステムの状態を詳しく確認しました。

  • 診断内容
  • 純正診断機ISTA - ブレーキシステム全体のエラーコード読み取りと状態確認
  • パッドセンサー確認 - 摩耗警告信号の読み取りで警告灯点灯原因を特定
  • 実車目視点検 - パッド残量とブレーキディスクローターの摩耗状態を測定

診断の結果、フロント・リア両方のブレーキパッドが摩耗限界に達していることが判明しました。

一方でブレーキディスクローターは摩耗が軽微で、研磨や交換が不要な状態だったため、ブレーキパッドのみの交換で対応可能と判断しました。

川口 雄大

BMWはフロントとリアでパッドの摩耗進度が異なる場合があり、片側だけ警告が出ていても両側の残量を必ず計測します。フロントだけ交換してリアを残すと、しばらくしてリア側の警告が再点灯し、再来店と再工賃が発生するためです。

03 修理:AOP(アベオリジナルパーツ)製の低ダストブレーキパッドへの交換

AOP(阿部商会オリジナルブランド)の低ダストブレーキパッド

AOP製の低ダストブレーキパッドへの交換修理を行いました。

AOP製パッドはBMW純正品と比較してブレーキダストの発生が少なく、ホイールやボディの汚れを抑えられる点が特長です。

  • 交換工程
  • 電動パーキングブレーキ設定 - ISTAで工場モードに切り替え
  • 古いパッド除去 - 摩耗したパッドとセンサーを取り外し
  • 新品パッド取り付け - 専用グリス塗布のうえ規定トルクで締め付け
  • 警告灯リセット - ISTAで摩耗警告をリセット
  • 動作確認 - 制動テストと試運転で効きを確認

作業完了後の試運転で制動力の回復と警告灯の消灯を確認しました。

川口 雄大

G系BMWは電動パーキングブレーキ装着車のため、ISTAで工場モードに切り替えないとキャリパーピストンが戻らず、パッド交換そのものができません。手動で無理に押し込むと内部アクチュエーターのスクリュー機構を破損するため、必ずISTA経由で操作する必要があります。

04 BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキ効かない故障診断と低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) の交換・修理費用のまとめ

BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキパッドを交換する様子

BMW 3シリーズ G21 318iのブレーキ警告灯点灯に対し、AOP製低ダストブレーキパッドへの交換修理を実施し、約45,000円で完了しました。

BMW 3シリーズのブレーキパッドは、一般的に走行距離30,000〜50,000kmが交換の目安です。

警告灯の点灯を放置するとブレーキディスクローターまで損傷が及び、修理費用が高額になる恐れがあるため、早めの対処が大切です。

なお、AOP製パッドはダスト発生量が少なく、ホイールの汚れを抑えたい方にもおすすめです。

ブレーキパッドの交換時期や警告灯の意味についてはBMWのブレーキパッド交換ガイドで詳しく解説しています。

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この記事に関するよくある質問

AOP(阿部商会オリジナルブランド)製パッドはBMW純正品と何が違いますか?

AOPは阿部商会が欧州車整備の現場知見をもとに展開する純正同等品質のオリジナルブランドです。摩擦係数や形状は純正適合に合わせて設計されており、純正パッドより低ダスト特性に振った配合で、ホイールやボディの黒ずみを抑えられます。

低ダストパッドはダスト量を抑える代わりに制動力や耐熱性が落ちませんか?

AOP製の低ダストパッドは純正同等の制動力を維持する設計で、街乗り〜ワインディング程度であれば耐熱性も問題ありません。サーキット走行など極端な高負荷用途は対象外で、その場合は純正もしくは高負荷向け社外品の選択が適しています。

AOPパッドの摩耗センサーはBMW純正ECUと正常に通信しますか?

AOPの摩耗センサーは純正と同じ電気的仕様で設計されており、純正ECUとの通信は正常に行えます。交換後にISTAでパッドセンサー信号と摩耗警告のリセットまで実施し、警告灯が再点灯しないことを確認します。

BMWのブレーキパッドの交換時期の目安は?

走行距離30,000〜50,000kmが目安です。市街地中心のストップ&ゴーが多い走り方や、高速走行を頻繁に行う車両ではこれより早く摩耗します。警告灯が点灯した時点で残量は約3mm、通常走行で1,000〜2,000km程度の余裕がある状態です。

ブレーキ警告灯を放置するとどうなりますか?

パッドの摩擦材が完全に摩耗し、金属製のバックプレートがブレーキディスクローターを直接削るようになります。ローターへの損傷が進むとパッド交換だけでは済まず、ローター交換または研磨が必要になり、修理費用は数倍に膨らみます。

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