01 症状:MINI F56 クーパー S ジョンクーパーワークスの純正マフラーからのサウンドアップグレードのご要望

純正マフラーからスポーツサウンドへのアップグレードを希望されるご要望が、今回のカスタムの動機でした。
- ご要望のポイント
- 音質 - スポーツサウンドが控えめで物足りない
- 排気効率 - エンジン本来の性能を活かしきれていない
- 音の変化なし - 回転数に応じたサウンドの変化が乏しい
- 調整不可 - シチュエーションに応じて音を変えられない
日常は静粛性を保ちながら、スポーツ走行時には迫力あるサウンドを楽しみたいというご要望でした。
MINI F56の純正マフラーは、市街地走行で求められる近接排気騒音規制への対応と日常使用での静粛性を両立する設計です。ターボエンジンらしいスポーツサウンドを求めるオーナーには物足りなく感じられる音質設計になっています。
02 診断:MINI F56 クーパー S ジョンクーパーワークスの車検対応バルブ付きマフラーの選定

REMUS製のバルブ付きスポーツマフラーを選定しました。
REMUSはオーストリアに本拠を置くエキゾーストシステム専門メーカーで、モータースポーツからストリートカーまで幅広い実績を持っています。
- REMUSマフラーの特徴
- バルブコントロール - 0%、20%、50%、100%の4段階調整が可能
- リモート操作 - 専用リモコンおよびスマートフォンに対応
- ステンレススチール製 - 耐久性と耐腐食性に優れる
- 保安基準適合品 - TÜV eマーク取得で車検対応(※年式による)
パイプ径102mmのアングルストレートカットテールエンドを採用し、見た目にもスポーティな仕上がりとなります。
REMUSは欧州車向けエキゾーストシステムの専門メーカーで、BMW・MINI用のバルブ付きモデルは車両ごとに専用品番が用意されています。eマーク取得品は車検対応ですが、車両年式によっては非適合になるケースもあるため、購入前に適合品番の確認が必要です。
03 修理:REMUS(レムス)製 スポーツマフラーの交換とバルブ設定

REMUSスポーツマフラーへの交換作業の流れは以下の通りです。
交換工程
- 純正マフラー取り外し - 周辺部品を保護しながら取り外し
- REMUSマフラー取り付け - 規定トルクで確実に締め付け
- バルブシステム配線 - 電装系統への接続とOBD2ポート経由のセットアップ
- 動作確認・試運転 - 全回転域での音質と性能を確認
バルブの動作確認では、4段階すべての開閉状況と音質の変化をチェックし作業完了となります。
REMUSのバルブ付きマフラーは保安基準適合品で、車検対応のままサウンド変化を楽しめる仕様です。バルブ配線は車両側ECUと干渉しないよう独立配線で組むのが基本で、OBD2ポート経由のセットアップで初期設定を行います。
04 MINI F56 クーパー S ジョンクーパーワークスのマフラー音のカスタム診断とスポーツマフラー(エキゾースト)の交換費用のまとめ
REMUS製バルブ付きスポーツマフラーの取り付けにより、日常時の静粛性とスポーツ走行時の迫力あるサウンドを両立できました。
0%クローズ時は静かなクルージング向けの音質、100%オープン時は本格的なスポーツサウンドと、シチュエーションに応じて音質を自在に切り替えられます。
なお、2021年5月以降のLCI2モデルへの装着は可能ですが、車検非対応となる場合があるため、装着前に年式の確認をおすすめします。