MINIスマートキーの電池交換 - カバーの外し方と電池切れ時の対処法
MINIのスマートキーはCR2032型のボタン電池で動作しており、マイナスドライバー1本あれば約5分で交換ができます。電池の寿命は約1〜2年で、残量が低下するとメーター内に警告灯が表示されます。
本記事では、ボタン電池の交換手順とカバーの外し方、電池切れでエンジンがかからない場合の対処法、蓄電池式スマートキーの扱いについて解説します。
01 ボタン電池の交換手順
MINIのボタン電池式スマートキーの電池交換は、工具と電池さえ揃っていれば自分で対応できる作業です。
用意するもの

- 先端部の刃幅が3mm程度のマイナスドライバー
- CR2032型ボタン電池
近場でCR2032型のボタン電池が手に入らない方は以下から購入できます。
内蔵キーを抜く

まず、カバーを外すための事前準備として、スマートキーの裏側にあるボタンを押しながら内蔵キーを引き抜きます。
スマートキーのカバーの外し方
次に、内蔵キーを抜いた溝にマイナスドライバーを差し込み、てこの要領でカバーを押し上げます。カバーは、プラスチック製のツメで固定されているため、力を入れすぎるとツメが折れてしまいます。ゆっくり均等に力をかけながら押し上げましょう。
ボタン電池を交換する
カバーを外すと、電池を固定しているクリップが見えるので、中央にある穴にマイナスドライバーを差し込みます。クリップを持ち上げると電池が取り外せるので、プラス面(+の刻印がある面)が上になっていることを確認し、新しい電池と取り替えましょう。
カバーを元に戻す

逆の手順でカバーを閉じ、ツメが溝にはまって「パチン」と音がすれば組み立て完了です。最後に内蔵キーを押し込んで作業終了となります。作業時間は約5分、費用は電池代のみです。
02 電池切れでエンジンがかからない場合

電池が完全に切れた場合でも、スマートキーに内蔵されている物理キーでドアを開けることができます。電池交換後に警告メッセージが表示される場合がありますが、これは正常な反応です。車両にスマートキーを認識させることで対処できます。
- キースロット装備車 — キースロットにスマートキーを差し込む
- キースロット非装備車 — ステアリングコラム右側の「鍵マーク」付近にスマートキーを近づける
車両がスマートキーを認識すると警告灯が消え、通常通りエンジンを始動できます。一度では認識しない場合があるため、認識するまで何度か試してみましょう。それでも警告が消えない場合は、電池の向きが間違っていないか、電池自体に問題がないか確認が必要です。
03 蓄電池式スマートキーの場合
一部のMINIには、充電式の蓄電池を内蔵したスマートキーが採用されています。車両のキースロットに挿入することで充電される仕組みですが、蓄電池が劣化した場合の交換はボタン電池式とは異なりDIYでの対応は困難です。
蓄電池はキーシェル内部の基板にハンダで固定されているため、交換にはキーシェルの殻割りとハンダによる溶接作業が必要になります。キーシェルの内部には精密な基板が収められており、殻割りの際に基板を破損させると鍵そのものを新調しなければなりません。新調が必要になった場合はディーラーからの取り寄せとなるため、費用も高額になります。
| MINIディーラー | 当整備工場 | |
|---|---|---|
| キーシェル交換費用 | 50,000円程度 | ディーラーの半額以下 |
04 まとめ
ボタン電池式のスマートキーであれば、CR2032型電池とマイナスドライバーがあれば約5分で交換ができます。電池切れでエンジンがかからない場合も、キースロットへの差し込みやステアリングコラムへの近接で対処できます。一方の蓄電池式の場合はキーシェルの殻割りが必要となるため、DIYでの対応は困難です。劣化が進んでいるなら新調されるか、修理を得意とされている業者に依頼されるのが宜しいでしょう。実際の修理事例についてはBMW E87のスマートキー蓄電池交換事例をご覧ください。




















