BMW日本法人は6月26日、車種「218d」「X1」「X7」など22車種のリコールに関する情報を発表しました。
このリコールは、統合ブレーキユニットにおいて製造管理が不適切なため、国土交通省に6,865台の届け出を行ったものです。
対象となる製造期間は、令和4年6月20日から令和5年9月5日までです。
不具合が発生するのは統合ブレーキユニットです。
製造管理が不適切だった結果、電気的な接触不良が生じています。
この問題により、ブレーキ警告灯が点灯し、チェックコントロールメッセージが表示されることがあります。
さらに、ブレーキ倍力機能が作動しない場合もあります。
その結果、ブレーキを操作する際に、通常よりも強い踏力が必要となることがあります。
このような状況は、運転中に注意が必要です。
このような状態になると、衝撃などによって挟まれたシートベルトが引き出され、本来の拘束力が発揮されない状態になる恐れがあります。
改善策として、全車両、統合ブレーキユニットを対策品に交換する。なお、作業完了車は、左フロントドアのロワヒンジのボルト(頭)に黄ペイントを塗布することで対処してもらえます。
リコールの対象車種
- BMW
- 218d Active Tourer
- 218i Active Tourer
- 523i
- 740d xDrive
- 740i
- i5 M60 xDrive
- i7 eDrive50
- i7 M70 xDrive
- i7 xDrive60
- iX1 xDrive30
- X1 xDrive20d
- X1 xDrive20i
- X5 M60i xDrive
- X5 xDrive 35d
- X5 xDrive 50e
- X5M Competition
- X6 M60i xDrive
- X6 xDrive35d
- X6M Competition
- X7 M60i xDrive
- X7 xDrive40d
- XM
※対象となるのは令和4年6月20日から令和5年9月5日までに製造された6,865台
リコールに関するお問い合わせ
BMWカスタマー・インタラクション・センター
フリーダイヤル: 0120269437