今回のBMWの修理/点検実績は、BMW E60 5シリーズ 530iのエンジンルームから白煙の修理の整備実績をご紹介いたします。
こちらのお客様は、BMW E60 5シリーズ 530iの走行中に突然、エアコンから焦げ臭いにおいがした後にエンジンルームから白煙があがったとのことで急遽問い合わせをいただきました。
お客様では走行できるかできないかの判断が難しかったため、ご自宅まで伺い、簡易的な点検のもと、走行が可能と判断し、引き取らせていただきました。
BMW E60 5シリーズ 530iのエンジンルームのオイル漏れを確認
後日、目視で詳細な点検をおこなったところ、エンジンのオイル漏れを確認。
BMW E60 5シリーズ 530iのボンネットを開けるとシリンダーヘッドカバーの上部がエンジンオイルで汚れていることが確認できました。
BMW E60 5シリーズ 530iのエンジンルームから白煙の原因
次に問い合わせいただいた症状であるエアコンからの焦げ臭いにおいとエンジンルームから白煙の点検です。
実際にBMW E60 5シリーズ 530iのエンジンを始動し見てみると、どうやらシリンダーヘッドカバーに目に見えない程のクラックが入っているようで、普通では漏れない箇所からエンジンのオイル漏れが発生していました。
また、シリンダーヘッドカバーに取り付けてあったガスケットを確認してみると、ガスケット類のゴム部品がプラスチックの様に硬く割れており、そこからもエンジンのオイル漏れが発生していました。
BMW E60 5シリーズ 530iのエアコンから焦げ臭いにおいとエンジンルームから白煙は、その漏れたエンジンオイルが高温になったエキゾーストマニホールドに垂れてしまったものが原因かと思われます。
以上の点検の結果から、BMW E60 5シリーズ 530iのシリンダーヘッドカバーをアッセンブリー(ASSY)で交換、その他のガスケット類も新品と交換させていただきました。
BMW E60 5シリーズ 530iのエンジンルームからの白煙は、シリンダーヘッドカバーとガスケット類の交換で改善
今回のBMWの修理/点検実績は、BMW E60 5シリーズ 530iのエンジンルームから白煙によるエンジンのオイル漏れの修理の整備実績をご紹介させていただきました。
ゴムやプラスチック部品はオイルメンテナンスにもよりますが、経年劣化で傷みがちです。
長期間の放置によるエンジンの不調は、修理費が高くついてしまう恐れがあるため、できる限りの定期的な点検、そして、オイル漏れが発生している場合は、早期の修理をおすすめいたします。