【ブレーキ効かない修理】MINI(ミニ)クーパー F56の低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) 交換費用
MINI クーパー F56のブレーキパッド警告灯が点灯した場合、早急な交換が必要です。
今回の修理事例では、警告灯点灯により来店されたお客様のフロント・リアブレーキパッドを高品質な低ダストタイプに交換しました。
使用したProject μ製低ダストブレーキパッドは、ブレーキダスト軽減と鳴き抑制を両立した優れた製品です。
詳細な診断から交換作業まで、専門技術による確実な修理により安全な制動性能を回復いたします。
同様の症状でお悩みの方への参考事例として、費用と予防対策も併せてご紹介いたします。
Yusuke Yotsuda
この記事を書いたスタッフ
GNARLY automobile(ナーリー オートモービル)のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!私はこの大好きなBMW/MINIの整備を通じて、お車のサポートは勿論、お客様とより良いお付き合いをさせて頂ければと思っております。その様な関係を築ける様、精一杯のサービスをご提供させていただきますのでお気軽にご相談ください。
BMWグループ認定 保有資格
今回、整備をするMINI クーパー F56
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 車種 | MINI クーパー F56 |
| 主な症状 | ブレーキパッド警告灯の点灯 |
| 使用部品 | 低ダストブレーキパッド(Project μ製) |
| 部品耐用年数(km数) | 2〜4万キロまたは警告灯点灯時 |
| 車検への影響 | 摩耗限界時は検査不適合 |
修理の概要
目次
ブレーキパッド警告灯の症状と診断および修理作業
STEP
症状:警告灯点灯と制動性能の低下
ブレーキパッドの交換を促す警告灯
お客様のMINI F56では、ダッシュボードにブレーキパッド警告灯が点灯していました。
詳細なヒアリングにより、警告灯以外にも複数の症状が進行していることを確認いたします。
- 制動力低下 – ペダルを深く踏む必要があり停止距離が延長
- ブレーキ鳴き – 低速時に「キーキー」という高周波音が発生
- ダスト増加 – ホイールへの黒いブレーキダストの付着量増加
- 警告灯点灯 – ダッシュボードに継続的な警告表示
これらの症状はブレーキパッドの摩耗進行を示す重要なサインです。
放置すると制動距離延長により事故リスクが高まるため、速やかな交換が必要な状況でした。
STEP
診断:MINI専用機器による詳細診断と摩耗状況確認
MINI純正テスターであるISTAによる診断
MINI専用診断機ISTAを使用してブレーキシステム全体の状態を確認しました。
電子摩耗センサーの信号とパッド残量データを詳細に分析いたします。
- 摩耗センサー信号 – フロント・リア両方で摩耗限界を検出
- パッド残厚確認 – 新品時約12mmから大幅に減少
- ローター状態 – 軽微な摩耗痕のみで交換不要
診断により、ブレーキパッドが交換時期に達していることが確定しました。
幸いローターは再使用可能な状態で、パッド交換のみで制動性能を回復できる診断結果でした。
STEP
修理:Project μ(プロジェクトミュー)低ダストブレーキパッドへの交換作業
Project μ(プロジェクトミュー)の低ダストブレーキパッド
診断結果を受け、Project μ製低ダストブレーキパッドによる交換修理を実施しました。
この製品は日本最高峰のブレーキパッドメーカーによる高品質な摩擦材を使用しています。
- 低ダスト – ホイール汚れを大幅軽減する特殊摩擦材
- 鳴き抑制 – チャンファーカット加工による静粛性向上
- 専用スリット – ガス・カス排出による安定した制動力
- 精密作業 – メーカー指定トルクによる確実な取り付け
交換作業では安全確保のため専用リフトを使用し、正確な手順で実施いたします。
キャリパーピストンのクリーニングとシール点検も併せて行い、最適な動作環境を整えました。
作業完了後の試運転では制動力が完全に回復し、MINI F56本来の優れた制動特性が復活しています。
ブレーキパッド修理の費用ととブレーキ性能低下を防ぐ予防対策
ブレーキパッドの交換が完了したMINI クーパー F56
| GNARLY automobile | 正規ディーラー |
|---|
| 価格 | 約35,000円 | 約60,000円 |
| 納期 | 1営業日 | 3営業日 |
工賃を含む総費用
今回のProject μ低ダストブレーキパッド交換により、警告灯は完全に消灯し制動性能が新車時に復帰しました。
高品質な摩擦材使用により、長期間にわたる安定した性能維持が期待できます。
警告灯点灯状態での走行は制動距離延長により事故リスクを高めるため、速やかな交換が安全確保に不可欠です。
- 定期点検は、20,000km走行ごとまたは年1回実施する
- 警告灯点灯時は即座に専門整備工場で点検を受ける
- ブレーキ鳴きや制動力変化を感じたら早期点検を行う
- 急ブレーキを避け、優しい運転で摩耗を抑制する
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MINIのブレーキパッド選択において、コストと品質のバランスを重視するなら、ATE(アーテ)製のOEM部品がおすすめです。MINIの純正部品として実際に採用されているメーカーで、純正品質を維持しながら約20~30%のコストダウンが可能な優れた選択肢となります。交換時期は30,000~50,000kmを目安とし、警告灯の点灯や「ゴーゴー」という異音が交換のサインで、放置するとブレーキディスクの損傷による高額修理につながる危険性があります。交換作業には専用工具と高度な技術が必要なため、信頼できる整備工場での作業が安全かつ確実です。MINIの先進的なブレーキシステムでは、ブレーキパッドの状態が車両全体の安全性能を左右するため、警告灯点灯時の早めの対応で安心なカーライフを実現できます。MINIユーザーの皆様が、十分な情報に基づいて適切な判断を行い、安全で快適なカーライフを継続できるよう、この記事が参考になれば幸いです。
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