【ブレーキ効かない修理】MINI(ミニ)クーパー クロスオーバーの低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) 交換費用
MINI クーパー クロスオーバーのブレーキ警告灯が点灯し、制動力に不安を感じる症状でご来店いただきました。
詳細な診断の結果、フロント・リアブレーキパッドの摩耗が原因であることが判明しました。
ブレーキパッドは車両の安全性に直結する重要な部品で、摩耗が進行すると制動力の低下や警告灯の点灯が現れます。
今回はATE製の高品質な低ダストブレーキパッドへの交換修理を実施し、確実に制動性能を回復させました。
同様の症状でお悩みの方への参考事例となれば幸いです。
Yusuke Yotsuda
この記事を書いたスタッフ
GNARLY automobile(ナーリー オートモービル)のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!私はこの大好きなBMW/MINIの整備を通じて、お車のサポートは勿論、お客様とより良いお付き合いをさせて頂ければと思っております。その様な関係を築ける様、精一杯のサービスをご提供させていただきますのでお気軽にご相談ください。
BMWグループ認定 保有資格
今回、整備をするMINI クーパー クロスオーバー
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 車種 | MINI クーパー クロスオーバー |
| 主な症状 | ブレーキ警告灯点灯・制動力低下 |
| 使用部品 | 低ダストブレーキパッド(ATE製) |
| 部品耐用年数(km数) | 3〜5万キロ |
| 車検への影響 | 摩耗時は検査不適合 |
修理の概要
目次
ブレーキ効かない症状と診断および修理作業
STEP
症状:ブレーキ警告灯点灯と制動力低下
ブレーキパッドの交換を促す警告灯
お客様のMINI クーパー クロスオーバーでは、ブレーキ警告灯の継続的な点灯と制動力不足が発生していました。
詳細なヒアリングにより、以下の症状を確認いたします。
- 制動力不足 – ペダルを深く踏まないと十分な制動力が得られない
- ブレーキング異音 – 低速域でキーキーという金属摩擦音
- ペダルタッチ悪化 – 踏み始めの遊びが増大し応答性低下
- 停止距離延長 – 以前より明らかに制動距離が長くなった
これらの症状はブレーキパッドの摩耗限界を示しており、緊急時の制動性能に深刻な影響を与える危険な状態でした。
STEP
診断:MINI専用テスターによるブレーキシステム点検
MINI純正テスターであるISTAによる診断
MINI専用診断機ISTAを使用し、ブレーキシステムの詳細診断を実施しました。
MINIには電子摩耗センサーが内蔵されており、パッド厚が規定値(2-3mm)に達すると自動的に警告信号を発生させます。
- ISTA診断機 – ブレーキパッドセンサーの動作確認
- 摩耗データ読み取り – パッド残厚の数値確認
- 実車目視点検 – ホイール取り外し後の詳細確認
- ローター点検 – ブレーキディスクの摩耗状況確認
診断の結果、フロント・リア両方のブレーキパッドが摩耗限界に達していることが判明しました。
パッド残厚は新品時(12-15mm)から大幅に減少しており、交換が必要な状況でした。
STEP
修理:ATE(アーテ)製低ダストブレーキパッド交換作業
ATEの低ダストブレーキパッド
診断結果を踏まえ、ATE製の高品質な低ダストブレーキパッドによる交換修理を実施しました。
ATEはヨーロッパの自動車業界で95%以上の車両に採用されている信頼性の高いOEM部品メーカーです。
- 車両リフトアップ – 作業に必要な専用工具と設備準備
- 古いパッド取り外し – 摩耗状況確認と慎重な取り外し作業
- 新品パッド取り付け – 正確な位置決めと規定トルク締付
- 動作確認 – ブレーキフルード確認と試運転実施
新しいATE製低ダストブレーキパッドは最新のファイバーテクノロジーを採用し、制動性能を維持しながらブレーキダストを大幅削減します。
作業完了後の試運転では、MINI クーパー クロスオーバー本来の確実で安定した制動性能が見事に復活しました。
ブレーキパッド交換の費用と故障のブレーキ性能低下を防ぐ対策
ブレーキパッドを装着したMINI
| GNARLY automobile | 正規ディーラー |
|---|
| 価格 | 約50,000円 | 約60,000円 |
| 納期 | 1日程度 | 1日程度 |
工賃を含む総費用
今回のATE製低ダストブレーキパッド交換により、お客様が悩まされていたブレーキ警告灯の点灯と制動力低下が完全に解消されました。
ブレーキパッドの摩耗を放置すると、最悪の場合はローターまで損傷し、修理費用が大幅に増大する危険性があります。
また、完全に摩耗した状態では車検も不適合となり、制動距離の延長は交通事故のリスクを大幅に増大させます。
- 定期点検は、30,000kmまたは年1回の頻度で実施する
- ブレーキパッドの交換時期は、一般的に3〜5万キロが目安
- 警告灯点灯時は、即座に専門店での点検を受ける
- 急ブレーキを多用する運転は控え、パッドの摩耗を抑制する
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【MINI(ミニ)におすすめのブレーキパッド】交換時期や手順をMINI(ミニ)整備士が解説
MINIのブレーキパッド選択において、コストと品質のバランスを重視するなら、ATE(アーテ)製のOEM部品がおすすめです。MINIの純正部品として実際に採用されているメーカーで、純正品質を維持しながら約20~30%のコストダウンが可能な優れた選択肢となります。交換時期は30,000~50,000kmを目安とし、警告灯の点灯や「ゴーゴー」という異音が交換のサインで、放置するとブレーキディスクの損傷による高額修理につながる危険性があります。交換作業には専用工具と高度な技術が必要なため、信頼できる整備工場での作業が安全かつ確実です。MINIの先進的なブレーキシステムでは、ブレーキパッドの状態が車両全体の安全性能を左右するため、警告灯点灯時の早めの対応で安心なカーライフを実現できます。MINIユーザーの皆様が、十分な情報に基づいて適切な判断を行い、安全で快適なカーライフを継続できるよう、この記事が参考になれば幸いです。
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