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冷却装置（エア抜きライン）とは、エンジンの冷却システム内に発生する気泡や空気を除去し、適切な冷却水の循環を確保するためのライン（通路）のことです。BMW/MINIの冷却システムには、高効率なエア抜き機構が導入されており、エンジンの温度管理を最適化する役割を果たします。

エア抜きラインは、冷却水がラジエーターやエンジンブロック内を循環する際に、気泡が発生するのを防ぐために設計されています。気泡が冷却系統に残ると、冷却効率が低下し、エンジンの過熱や異常な温度変化の原因となるため、エア抜きラインを通じて適切な空気排出が行われる仕組みになっています。

BMW/MINIの一部モデルでは、冷却系統に自動エア抜き機能が組み込まれている場合があり、冷却水交換時に発生するエアロックを防ぐ工夫が施されています。適切な冷却水の管理や定期的な点検を行うことで、冷却装置が正常に機能し、エンジンの温度を安定させることが可能です。

こちらでは、元BMW/MINI正規ディーラーの整備士による冷却装置（エア抜きライン）に関する様々な記事をご覧いただけます。少しでも整備の参考になれば幸いです。