今回のBMWの修理/点検実績は、BMW E90 3シリーズ 325iの窓落ちでパワーウインドウレギュレーターを交換した整備実績です。
窓落ちとは、パワーウインドウレギュレーターの故障により、ガラスが保持できずにその名のとおり窓が落ちてしまう現象です。
パワーウインドウとは、スイッチ操作により、主にモーターの動力で開閉できる窓のことを言いますが、パワーウインドウの故障は、パワーウインドウレギュレーター、モーターの構成部品のいずれかに不具合が生じると発生します。
今回はそのパワーウインドウモーターの動力を利用し、窓を開閉させるパーツであるパワーウインドウレギュレーターを交換することで修理を施しました。
BMW E90 3シリーズ 325iの窓落ちでパワーウインドウの修理
まずは症状を確認するための点検をおこないます。
BMW E90 3シリーズ 325iのドアをバラしパワーウインドウレギュレーターを取り外してみると、パワーウインドウレギュレーターのワイヤーを止めている滑車が割れており、ワイヤーがモーター部分で絡まっていることが確認できました。
パワーウインドウレギュレーターの交換の整備は大きく7つの工程に分けておこないます。
- ドアトリム(内張り)取り外し
- ドアガラス取り外し
- パワーウインドウレギュレーター取り外し
- モーター取り外し
- 不具合箇所のチェック
- 復元作業
- パワーウィンドウの挟み込み防止機能の学習
またパワーウインドウレギュレーターの部品は、外品パーツも多く存在していますが、そのようなパーツを使用すると交換後に挟み込み防止機能の誤作動により、パワーウインドウを閉められなくなることが多く発生するため、当整備工場では、BMWの純正部品を使用して修理しています。
BMW E90 3シリーズ 325iの窓落ちは、パワーウインドウレギュレーターの交換で修理
今回のBMWの修理/点検実績は、BMW E90 3シリーズ 325iの窓落ちでパワーウインドウレギュレーターの交換の整備実績をご紹介しました。
パワーウインドウは、パワーウインドウレギュレーター、モーターなどの構成部品から成り立っており、このいずれかに不具合が生じると、ドアガラスの動作に異常が発生します。
運転席以外のパワーウィンドウの故障は、そのまま放置しても車検に影響はありませんが、場合によっては突然に窓落ちすることもあります。
長期に渡って車を維持されている方で小さなお子さんやペットを同席される方は定期的な点検をおすすめします。