MINI F60 COOPER SDのブレーキ効かない原因は、ブレーキパッドの摩耗限界です。
ブレーキパッドは車両の安全性に直結する重要部品で、摩耗により制動力が低下し危険な状態となります。
今回の事例では、制動時の異音と警告灯点灯により診断し、ATE製高品質ブレーキパッドへの交換修理を実施しました。
詳細な診断から交換作業までの流れと費用について、実際の修理事例をご紹介いたします。
同様のブレーキトラブルでお困りの方への参考事例となれば幸いです。
Yusuke Yotsuda
この記事を書いたスタッフ
GNARLY automobile(ナーリー オートモービル)のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!私はこの大好きなBMW/MINIの整備を通じて、お車のサポートは勿論、お客様とより良いお付き合いをさせて頂ければと思っております。その様な関係を築ける様、精一杯のサービスをご提供させていただきますのでお気軽にご相談ください。
BMWグループ認定 保有資格
今回、整備をするMINI クーパーS F60 COOPER SD
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 車種 | MINI クーパーS F60 COOPER SD |
| 主な症状 | ブレーキ性能低下・異音 |
| 使用部品 | ブレーキパッド(ATE製) |
| 部品耐用年数(km数) | 3〜5万キロ |
| 車検への影響 | 基準値以下は検査不適合 |
| 修理費用 | 約40,000円 |
| 納期 | 1営業日 |
修理の概要
目次
ブレーキ効かない症状と診断および修理作業
STEP
症状:制動性能低下と警告灯による危険な状態
ブレーキパッドの交換を促す警告灯
お客様のMINI F60では、ブレーキ使用時に金属摩擦音が発生し、制動距離の延長も確認されていました。
詳細なヒアリングにより、段階的に進行する以下の症状を確認いたします。
- 制動時の異音 – キーキー音が駐時や信号停止時に発生
- 警告灯点灯 – メーターパネルにブレーキパッド摩耗警告
症状はブレーキパッドの摩耗限界を示すサインで、安全運転に深刻な影響を与えている状況でした。
STEP
診断:専用機器による摩耗状況とセンサー動作確認
MINI純正テスターであるISTAによる診断
診断の結果、フロント・リア両方のブレーキパッドが摩耗限界に達していることが判明しました。
MINI専用診断機ISTAと目視点検により、詳細な故障箇所を特定いたします。
- ISTA診断機 – ブレーキパッド摩耗センサー破断による故障コード読み取り
- リフトアップ点検 – ホイール取り外しによる目視確認
- パッド厚測定 – 残厚が規定値(2-3mm)以下を確認
検査によりブレーキパッドの残厚が新品時(12-15mm)より大幅に減少していることを確認しました。
ブレーキローターは軽微な摩耗のみで交換不要と判断し、パッド交換のみで対応可能でした。
あわせて読みたい
BMW・MINI純正テスター(診断機)ISTAとは? 診断やプログラミングに必要な理由を元BMW・MINI整備士が解説
BMW・MINI純正診断機ISTAは、EシリーズからGシリーズまで対応し、従来のDISを進化させた総合診断ツールです。汎用機ではカバーしきれない診断基準データ、個別テスト機能、部品交換後の初期学習や同期作業など、BMW・MINIの修理には純正診断機が不可欠であることがお分かりいただけたかと思います。ISTAの主要機能には、全コンピューターのエラーコード読み出しと消去、リアルタイムでの実測値確認、各部品を強制作動させるアクティブテスト、バッテリー交換やパーキングブレーキ制御などのサービス機能、効率的な故障診断をサポートするテストプラン、そして修理マニュアル・配線図の参照とコンピューター交換時のプログラミング機能があります。しかし、診断機はあくまで電子制御部分を対象とした道具であり、オイル漏れや冷却水漏れなどの物理的故障は人の目で確認する必要があります。高機能な診断機と経験豊富なメカニックの知識・技術が組み合わさることで、正確な診断と確実な修理が実現できるのです。BMWやMINIの車検・修理を依頼する際は、純正診断機ISTAを保有し、それを使いこなせる熟練メカニックがいる整備工場を選ぶことが、愛車を長く安心して乗り続けるための重要なポイントとなるでしょう。
STEP
修理:ATE(アーテ)製低ダストブレーキパッドによる交換作業
ATEの低ダストブレーキパッド
診断結果を踏まえ、BMW・MINI純正採用のATE製高品質ブレーキパッドによる交換修理を実施しました。
ATEは優れた制動力と低ダスト特性を兼ね備えた高性能製品で、ホイール汚れの軽減にも効果を発揮します。
- キャリパー取り外し – 7mmヘキサゴンボルトを専用工具で分離
- 清掃作業 – パーツクリーナーでキャリパーとローターを洗浄
- パッド取り付け – 適切な位置へのブレーキグリス塗布
- 動作確認 – 指定トルク(30Nm)で締付け、走行テスト実施
ブレーキピストンリセットツールでピストンを適切に調整し、新品パッドが確実に装着できるよう作業しました。
作業完了後の試運転では制動性能が回復し、警告灯のリセットも正常に完了いたしました。
あわせて読みたい
ブレーキパッド ATE(アーテ)製の特徴と純正部品との比較
今回のATE製ブレーキパッドの詳細な比較分析を通じて、従来の純正部品以外にも有力な選択肢が存在することをご理解いただけたのではないでしょうか。実用的な性能を維持しつつ、コストパフォーマンスとメンテナンス性に配慮されたATEは、検討に値するブレーキパッドの選択肢です。特に輸入車オーナーの皆様にとって、ホイールダストの悩みを軽減しながら、実用的な制動性能とコスト面でのメリットを得られる点は、大きな魅力といえるでしょう。重要なのは、社外部品の使用にはメーカー保証の対象外となるリスクや、純正部品とは異なる特性による車両への影響が生じる可能性があることを十分に理解した上で判断することです。適切な検討を加えることができれば、ATE製ブレーキパッドは、コストと性能のバランスを重視するユーザーにとって、有力な選択肢の一つとなる製品といえるでしょう。
まとめ:MINIF60 クーパーSDの低ダストブレーキパッド(ブレーキパッドセンサー) 修理費用
古いブレーキパッドを取り外す様子
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 車種 | MINI クーパーS F60 COOPER SD |
| 主な症状 | ブレーキ性能低下・異音 |
| 使用部品 | ブレーキパッド(ATE製) |
| 部品耐用年数(km数) | 3〜5万キロ |
| 車検への影響 | 基準値以下は検査不適合 |
| 修理費用 | 約40,000円 |
| 納期 | 1営業日 |
修理の概要
今回のブレーキパッド交換修理により、お客様が悩まされていた制動時の異音は完全に解消されました。
MINI F60のブレーキパッド交換は専門技術が必要ですが、適切な予防メンテナンスにより故障リスクを大幅に低減できます。
定期点検と早期対応により、MINI F60 COOPER SD本来の優れた制動性能と高い安全性を長期間維持できるでしょう。
- 専門店による安心修理
- 不動車や事故車でも修理可能
- 見積依頼のみでもOK
GNARLY automobileでは、BMW専門の整備サービスを行っております。故障車や不動車、電子システムに不具合のある車両でも修理可能です。修理費用でお困りの方は、ぜひ一度LINEからお問い合わせください。