MENU
LANGUAGE(言語)
業者様の整備相談
京都のBMW・MINIの修理、板金塗装、車検、カスタム専門店
BMW整備のための部品販売専門店
BMW整備のための部品販売専門店
BMW整備のためのエアサス販売専門店
BMW整備のためのエアサス販売専門店
カテゴリー
京都のBMW・MINIの修理/点検、板金/塗装、車検/メンテナンスの整備専門店
  • 専門店による高額買取
  • 不動車や事故車なんでも買取
  • 査定依頼のみでもOK
GNARLY automobileでは、BMW専門の買取サービスを実施しております。故障車や不動車、電子システムに不具合のある車両でも高額で買取いたします。修理費用でお困りの方は、是非一度、無料査定からお問い合わせください。
京都のBMW・MINIの修理、板金塗装、車検、カスタム専門店
当店からのお知らせ ≫

【エアコンが効かない】BMW 7シリーズ G11 740iのエバポレーター 故障診断と修理費用

【エアコンが効かない修理】BMW 7シリーズ G11 740iのエバポレーター 故障診断と交換費用

LANGUAGE(言語)

BMW 7シリーズ G11 740iのエアコンが効かない原因は、エバポレーターの冷媒漏れです。

エバポレーターは車内の温度調整を担う重要部品で、劣化により故障すると冷房効果が失われてしまいます。

詳細な診断により冷媒漏れの原因を特定し、エバポレーターの交換修理を実施することで、快適な車内環境を取り戻せるでしょう。

実際の修理事例では、診断から交換作業までの流れと費用について詳しくご紹介いたします。

同様のエアコントラブルでお困りの方への参考事例となれば幸いです。


京都のBMW・MINIの修理/点検、板金/塗装、車検/メンテナンスの整備専門店
Yusuke Yotsuda

この記事を書いたスタッフ

GNARLY automobile(ナーリー オートモービル)のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!私はこの大好きなBMW/MINIの整備を通じて、お車のサポートは勿論、お客様とより良いお付き合いをさせて頂ければと思っております。その様な関係を築ける様、精一杯のサービスをご提供させていただきますのでお気軽にご相談ください。

BMWグループ認定 保有資格

  • BMWテクニシャン資格
  • MINIテクニシャン資格

今回、整備をするBMW 7シリーズ G11 740i
今回、整備をするBMW 7シリーズ G11 740i
項目詳細
車種BMW 7シリーズ G11 740i
主な症状エアコンが効かない(冷房性能低下)
使用部品エバポレーター(純正)
部品耐用年数(km数)4〜6年または50,000km
車検への影響なし(快適性に大きく影響)
修理費用 約280,000円
納期 1週間程度
修理の概要
目次

エアコンが効かない症状と診断および修理作業

STEP

症状:冷房効果の急激な低下と車内環境の悪化

お客様のBMW 7シリーズでは、エアコンを最大設定にしても車内が冷えない症状が発生していました。

詳細なヒアリングにより、段階的に進行する以下の症状を確認いたします。

症状内容
  • 冷房効率の低下 – 設定温度まで下がらない状況
  • 異臭の発生 – カビ臭や油臭が混じる風の排出
  • 湿度上昇 – 窓ガラスの曇りが頻繁に発生
  • 冷風停止 – 最終的に冷たい風が出ない状態

症状は冷媒循環システムの機能低下とエバポレーター劣化を示すサインです。

放置すると車内温度が外気温と同じになり、運転時の安全性にも影響する状況となっていました。

STEP

診断:専用機器による冷媒漏れ診断とエバポレーター特定

蛍光剤を使用しエバポレーターに紫外線ライトで漏れ箇所を特定する
蛍光剤を使用しエバポレーターに紫外線ライトで漏れ箇所を特定する
ファイバースコープでエバポレーターを点検
ファイバースコープでエバポレーターを点検

診断の結果、エバポレーターの冷媒漏れが不調の原因であることが判明しました。

専用機器を使用した詳細な診断により、故障箇所を特定いたします。

診断内容
  • 純正診断機ISTA/D – システム全体の状態確認
  • 冷媒リークディテクター – 漏れ箇所の特定
  • ファイバースコープ – エバポレーター直接目視

検査によりエバポレーターコアの溶接部分に亀裂と腐食跡を発見しました。

BMW G11モデルは軽量化のため薄肉アルミニウム合金を使用しており、劣化が進行しやすい特性があります。

診断結果により、エバポレーターの交換が必要であることが確定いたしました。

STEP

修理:ダッシュボード分解を伴う純正エバポレーター交換作業

ダッシュボードを分解する
ダッシュボードを分解する
エバポレーターの取り換え作業の様子
エバポレーターの取り換え作業の様子

診断結果を踏まえ、BMW純正製エバポレーターによる交換修理を実施しました。

BMW 7シリーズ G11のエバポレーター交換は、車両の奥深い位置にある部品のため高度な技術が必要です。

交換工程
  • 冷媒回収 – 環境に配慮した適切な処理
  • ダッシュボード分解 – エアバッグやパネル類の取り外し
  • エバポレーター交換 – 新品部品への交換とシール処理
  • システム復旧 – 真空引きと冷媒充填

作業完了後の試運転では冷房効果が回復し、BMW 7シリーズ本来の快適な車内環境が復活いたしました。

まとめ:BMW 7シリーズ G11 740iのエバポレーター 故障診断と修理費用

BMW 7シリーズ G11 740iの純正エバポレーター
BMW 7シリーズ G11 740iの純正エバポレーター
項目詳細
車種BMW 7シリーズ G11 740i
主な症状エアコンが効かない(冷房性能低下)
使用部品エバポレーター(純正)
部品耐用年数(km数)4〜6年または50,000km
車検への影響なし(快適性に大きく影響)
修理費用 約280,000円
納期 1週間程度
修理の概要

今回のエバポレーター交換修理により、お客様が長期間お困りになっていたエアコン不調を解決いたしました。

BMW 7シリーズ G11のエバポレーター交換は専門技術と長時間の作業が必要ですが、適切な予防メンテナンスにより故障リスクを大幅に低減できます。

シーズン前のエアコンシステム点検と日常的な予防メンテナンスにより、BMW 7シリーズ本来の快適性能を長期間維持できるでしょう。

予防メンテナンス
  • エアコンフィルターは、年1回または10,000km走行ごとに定期的に交換する
  • エアコンシステムの点検は、年1回、使用シーズン前に実施する
  • 使用後は送風運転を行い、内部を乾燥させて劣化を防止する
【エアコンが効かない修理】BMW 7シリーズ G11 740iのエバポレーター 故障診断と交換費用

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次