BMWのメンテナンスにはいろいろありますが、その中でも手軽にできるのがタイヤの空気圧の調整です。
BMWのタイヤの空気圧点検は、BMWの走行安全にとって重要な作業です。
タイヤは、走行する事や曲がる事などの機能を発揮するだけでなく、車を支える役割も担っており、適正な空気圧を維持することは、急ブレーキ時の停止距離が短くなったり、グリップがなくなることを防ぐことができます。
また、タイヤの空気圧のチェックは、損耗の早期発見につながるため、タイヤの寿命を延ばすためにも、定期的な点検が必要です。
そこで今回は、BMWのタイヤの空気圧の重要性と、調整の頻度について解説します。
タイヤに空気を入れた後は、乗り心地がよくなるため、安全で快適な走行のためにも一度ご覧いただければ幸いです。
BMWのタイヤの空気圧が問題で起こりうる不具合
BMWのような欧州車は、タイヤは車を支えるだけでなく、走る、止まる、曲がるなど、あらゆる場面で重要な役割を担っています。
BMWを構成する3万点のパーツの中で、安全な走行を確保するためにタイヤは最も重要なパーツといっても過言ではありません。
そんな重要な役割を担うタイヤですが、前述の走る、止まる、曲がるの機能を十分に発揮するためには、空気圧を適正値に保つこと、つまりBMWのタイヤの空気圧を点検・調整することが大切です。
また、タイヤの空気は微細な分子であるため放っておくと次第に減っていき、空気圧の適正値を下回ると、下記のような不具合が起こります。
- 急ブレーキ時の停止距離が長くなる
- 雨天時やカーブでグリップがなくなりスリップする
- 摩耗が激しくなり、タイヤの寿命が短くなる
- パンク、破裂、タイヤ内部の損傷の原因になる
- 燃費が悪くなる
BMWのタイヤの空気圧の点検頻度と適性な空気圧
BMWの走りは、タイヤの空気圧をしっかりと調整することで各段に良くなります。
当整備工場の基準では、BMWの空気圧の点検は、1.5~2ヵ月に一度をおすすめしています。
前述のタイヤの空気圧は放置していても自然に減っていくため、乗る頻度や走行距離に関係なく上記の頻度でタイヤの空気圧の点検をおこないます。
また、BMWを快適に走行できるおすすめのタイヤの適正空気圧は2.5kgf/cmです。
当整備工場でお受けしたBMWのタイヤ空気圧の統計データとして、ほとんどの車で空気圧が不足していることがわかります。
また、4本のタイヤのうち1本だけ異常に空気圧が低く、点検するとタイヤ自体が破損しているケースも少なくありません。
空気圧のチェックは、副次的な効果ではありますが、上記のような重要な損耗の早期発見につながることがあります。
BMWのタイヤの空気圧を無料でおこなってくれる整備工場
BMWのタイヤの空気圧調整は一般の整備士であれば簡単にできる作業です。
BMWの正規ディーラーはもちろん、ガソリンスタンドでも無料で空気圧を調整してくれる整備工場が多いです。
もちろん当整備工場でも無料で実施しております。
タイヤに空気を入れた後は、ほとんどのお客様が「車が軽くなった」と感じられます。
これは、タイヤの空気圧を調整したことによって、乗り心地の良さの現れといえます。
タイヤの空気圧調整の作業時間はタイヤ4本で15分もかかりません。
タイヤの空気圧は、見落としがちな整備ですが、安全で快適な走行のため、空気圧の点検は1.5~2ヵ月に一度、定期的に点検されることをおすすめします。