今回のBMWの修理/点検は、BMW E90 3シリーズ 320iにエアバッグの警告灯が点灯した修理の整備実績です。
BMW E90 3シリーズ 320iの助手席の着座センサーの不良でエアバッグの警告灯が点灯していました。
本来なら着座センサーの交換という修理方法が一般的ですが、今回はお客様の予算の関係上、BMW E90 3シリーズ 320iの着座センサーの交換よりも安価で収まるキャンセラーの取付をご提案させていただきました。
エアバッグの警告灯の点灯を修理する際に使用する部品原価の参考として、着座センサーが29,400円に対して、キャンセラーは7,500円と1/3以下に収まります。
キャンセラーとは、抵抗器のことですがその機能を使って、疑似的に助手席に人が座っている信号を送り、ワーニングも消せながらも事故時にエアバッグを展開させることができます。
BMW E90 3シリーズ 320iのエアバッグの警告灯の点灯をキャンセラーで消灯
BMW/MINI(ミニ)の純正テスターISTAでBMW E90 3シリーズ 320iの故障コードを読み出したところ、着座センサーに故障コードが登録されていることを確認できました。
そこで先ほどのキャンセラーを着座センサーの配線をカスタマイズして取り付けます。
キャンセラーの取付完了後、再度BMW E90 3シリーズ 320iの故障コードがリセット出来るかを確認し、問題がなかったため、キャンセラーをシートの座面下に綺麗に束ねて作業が完了となります。
BMW E90 3シリーズ 320iのエアバッグの警告灯の点灯をキャンセラーの取付で修理
今回のBMWの修理/点検は、BMW E90 3シリーズ 320iのエアバッグの警告灯が点灯したことによるキャンセラーを取付した整備実績をご紹介しました。
着座センサーより、キャンセラーの取付の方が原価は下がりますが着座センサーの配線を加工する必要があるため、整備工場のスキルが求められるでしょう。
また、最近では車検の際にエアバッグの警告灯が点灯していると車検不適合となり、不合格になってしまいます。
エアバッグの警告灯のみに関わらず、その他の警告灯が点灯したらなるべく早く整備工場に点検および修理をご依頼されることをおすすめします。