この記事をご覧の方の多くは、MINI(ミニ)のサスペンションのアッパーマウントの交換や費用について、興味をお持ちのことかと思います。
アッパーマウントとは、サスペンションの上部を車体に固定するためのパーツのことで、これに支障が出ると異音が発生したり、車検も不適合となるため交換が必要です。
そこで今回は、MINI(ミニ)ワン R50のサスペンションのアッパーマウントの異音の修理を参考に放置した際に生じる不具合や交換時期などを解説したいと思います。
MINI(ミニ)ワン R50のサスペンションおよびアッパーマウントの点検
今回ご紹介する事例は、お客様から車検のご依頼をいただいた際の点検で、MINI(ミニ)ワン R50のフロントサスペンションのアッパーマウントに亀裂が確認され、その交換事例になります。
車検を通すためには、各所、不具合がないか点検を実施しなければなりません。
冒頭でも述べましたが、アッパーマウントに支障が出ると車検も不適合となるため交換が必要になります。
そこでお客様にご報告したところ、「確かにここ最近、あまり乗り心地が良くなかった」とのことで、やはり亀裂に伴う症状が現れかけていたようです。
MINI(ミニ)ワン R50のサスペンションのアッパーマウントの交換
MINI(ミニ)ワン R50のサスペンションのアッパーマウントの交換は、大きく分けて3つの工程に分かれます。
MINI(ミニ)ワン R50のアッパーマウントの交換は、まずサスペンション取り外し、続いてフロントサスペンション分解していきます。
MINI(ミニ)ワン R50のフロントサスペンションの分解が完了すると、ダメージ箇所であるアッパーマウントおよびゴム、プラスチック製部品が表れるので、これらを順番に交換していきます。
最後に取り外したフロントサスペンションを取り付け作業は完了となります。
作業完了後は作業に問題がないか試運転および異音等の確認をして納車(車検)となります。
MIN(ミニ)ワン R50のアッパーマウントの不具合や交換時期
今回は、MINI(ミニ)ワン R50のフロントサスペンションのアッパーマウントの交換をご紹介させていただきました。
アッパーマウントに不具合が起こると、ハンドリング時に「ガリガリ」と異音が発生するばかりではなく、車検も不適合となります。
また、フロントサスペンションのアッパーマウントは、足回りの部品になるため、劣化するとマウント部分が潰れてしまい、正常に衝撃を吸収できなくなり、乗り心地や安全性までもが損なわれてしまいます。
アッパーマウントの交換時期は、今回のように乗り心地に違和感を感じた際や、ゴムの劣化が考えられる4~5年毎を目安に点検を実施されることをおすすめいたします。