この記事をご覧の方の多くは、MINIのヘッドライトのリペアに関して興味をお持ちのことかと思います。
ヘッドライトの劣化で一番よくあるのが、ヘッドライトの黄ばみです。
ヘッドライトの黄ばんでしまう主な原因は紫外線による劣化です。
そこで今回は、MINIクーパー R50のヘッドライトの黄ばみ取りを研磨とコーティングに分けてご紹介させていただきます。
ヘッドライトの黄ばみは研磨によって目立たなくしていき、最後のコーティングで保護します。
MINIで同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
この記事を書いたスタッフ
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BMWグループ認定 保有資格
目次
ヘッドライトの黄ばみ取りの研磨は細かく分ける

今回ご紹介させていただくお車は、車検でお預かりしたお客様から「MINIクーパー R50のヘッドライトの黄ばみが気になる」とお申し出があり、黄ばみ取りとコーティングの作業を実施した事例となります。
使用したコーティング剤は、3M ヘッドライトコーティング 38060といったもので非常に信頼のおけるコーティング剤です。
ヘッドライトのコーティング剤(3M ヘッドライトコーティング 38060)
まずは、MINIクーパー R50のヘッドライトのレンズを研磨していきます。
ヘッドライトの研磨の工程は全部で6回あり、それぞれ違う材料で研磨していきます。
ヘッドライトの黄ばみ取りの研磨の工程


MINIクーパー R50のヘッドライトの黄ばみを研磨していく様子STEP
1000番で研磨により出来た、表面の傷を除去する
STEP
コンパウンドの3000番を使い、ポリッシャーで耐水ペーパーでざらついた表面をさらに綺麗に研磨する
STEP
7000番で研磨傷が目に見えないレベルにまで仕上げる
STEP
9800番でその目に見えないレベルの研磨傷も除去する


研磨を徐々に細かくしていく磨いたヘッドライトをコーティングする


研磨とコーティングの終わったMINIクーパー R50のヘッドライトMINIクーパー R50のヘッドライトの研磨を終えると、最後に研磨により削り落としてしまったトップコートの代わりとなるコーティング剤でヘッドライトを保護します。
ヘッドライトのトップコート層は膜厚が5〜10ミクロン程度で、表面硬度は3H〜4H程度もあるため、耐スクラッチ性の高いガラス系のコーティング剤を使用することでヘッドライトを保護します。
おすすめのコーティング剤は?ヘッドライトの黄ばみの研磨とコーティングでリペアする!のまとめ
今回は、MINIクーパー R50のヘッドライトの黄ばみ取りとコーティングの整備事例をご紹介しました。
ヘッドライトの黄ばみ取りは、研磨とコーティングに分けて仕上げていきます。
研磨は細かく分けることで、見た目のクリアさが長期間、維持できます。
また、今回使用したコーティング剤は、市販のものと比べ2~3倍以上も耐用日数のあるものを使用しているため、長期間に渡ってヘッドライトを保護してくれます。
ヘッドライトが黄ばむとどうしても見た目が劣ります。
ヘッドライトの黄ばみの予防としては、できるだけ紫外線の当たらないところで保管することが重要です。
車の保管場所を屋内ガレージにしたり、カバーをかけるなど、直接紫外線が当たらないように対策できるので予防策として参考にしていただければ幸いです。
ヘッドライトのコーティング剤(3M ヘッドライトコーティング 38060)