こちらの記事をご覧の方の多くは、BMWのリモコンキーについて、関心を寄せておられる方が多いことかと思います。
今回のBMWの修理/点検は、BMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーの蓄電池の交換の修理事例をご紹介させていただきます。
車種によっては自分で交換のできるボタン式のリモコンキーもありますが、今回は蓄電池のため、ハンダを使っての修理になります。
自分で交換のできるボタン式のリモコンキーに関しては、下記の記事でご紹介しておりますので参考にされたい方は是非ご覧ください。
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この記事を書いたスタッフ
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目次
BMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーの修理
キーシェルの殻割りをしたBMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーお客様からいただいたご相談内容は以下の通りとなります。
- リモコンキーが反応しない
- 自分で電池交換しようとしたが中が見れない
今回、ご相談いただいた鍵は圧接された非分解式のキーシェルを使用しているリモコンキーです。
蓄電池を交換するには、キーシェルの殻割りをしなければなりません。
キーシェルを割る際は中の基盤の部品を破損させないように気を付けてください。また一度割ったキーシェルは再利用できません。


BMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーの基盤と交換前後の蓄電池キーシェルの殻割りができたら基盤から蓄電池を外します。
画像にはありませんが、この際に電圧を計測したところかなり低下していました。
次に蓄電池を新しいものに交換して、ハンダで溶接すれば完了です。
簡単な作業に見えますが、先述のようにキーシェルを割る際に中の基盤の部品を破損されたり、ハンダでの溶接を失敗されるケースもあります。
内部の基盤の部品が破損すると鍵を新調しなければならないため、DIYにチャレンジされる方は上記のラインマーカーの個所に十分、注意をして作業に取り掛かりましょう。


BMW 1シリーズ E87 120iの電波の発信チェック蓄電池の交換を無事に終わらすことができれば、充電を行ない電波の発信をチェックします。
最後に新たなキーシェルに基板を納めて完了です。
電波を発しない場合は、蓄電池以外の原因も考えられます。ここでしっかり電波が発信していることが確認できれば安心です。
BMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーの修理のまとめ
今回のBMWの修理/点検は、BMW 1シリーズ E87 120iのリモコンキーの蓄電池の交換をご紹介しました。
車種によっては自分で交換のできるボタン式のリモコンキーもありますが、今回は蓄電池のため、部品を仕入れての修理となりました。
蓄電池式のリモコンキーの寿命は、使用頻度や使用状況によって劣化速度は異なりますが目安として10年前後です。
ディーラーによっては車体システムの載せ替えしか対応できない場合もありますので、修理コストを抑えたい方は、ぜひ当整備工場の修理サービスをご利用ください。
遠方のお客様でも郵送にて対応させていただきます。
| BMW正規ディーラー | GNARLY automobile |
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価格 | おおよそ50,000円 | おおよそ17,000円 |
納期 | おおよそ7営業日 | おおよそ3営業日 |
納車 | 引き取り | 鍵の郵送にて対応 |
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